＜解説＞
この時期は、売り手にとって難しい時期だったことがわかりますが、適正価格の物件は売れているようです。
トランプタワー建設の発表はこのときでした。
完成当初、トランプ氏の子息が訪れたということがありましたが、トランプ氏から名前に借りただけで、彼とは無関係なコンドミニアムですので、 トランプが大統領になったからと言って、価値が上昇するとは思えませんが、知名度はさらに上昇します。 当時のサイトのページ

過去のマーケット情報、2006年6月

市場が反応する価格まで下げなくては売れませんので、キャピタルゲインを見込めないと判断された物件は、売却をあきらめます。 希望価格で売却するのは、とても難しい時期だと悟るには、一度、市場に出して感触が無いことを、売り手自身が、確かめなくてはなりません。 よって、一度、売りに出してみるというのはいいことだと思います。
このように売却をあきらめた売買中止物件は多くなってきており、高値では売れないということを悟ったのです。 また、売却高値の時期は名実ともに終了したということが、知れ渡ったと思います。
また、２ベッドル-ムの売り物件は、軒並み価格を下げていますが、なかなか売れません。 最も売れるのは、ステュディオや１ベッドルームなど貸しやすい物件です。 その中でも割安や資産価値のある物件から売れてきています。
買いの時期に入ったという投資家の判断、または、活発な投資熱が始まったのか、物件見学の件数は増えてきています。 総じて市場は、落ち着きを取り戻して、明るい見通しがでてきたというところです。
さて、トランプ氏の名前を借りた新築コンドミニアム計画が発表されました。 来年早々からハレクラニの山側周辺の土地整備が始まります。 価格は約50万ドルから600万ドルです。 建設業者の弁では、
「世界有数なリゾート地、ワイキキを　このコンドミニアム建設を突破口として豪華で洗練された街へと　グレードアップするのだ」
ご興味のある方は、当社までお知らせください。