一戸建てのスイミングプール

    <解説>
    2006年は、バブル崩壊とも言える不動産急落の翌年ですので、アメリカ全体は、まだ不景気の真っ只中にありました。 しかも不動産市場は最悪とも言える状況です。ですが、その中でも救いなのが、アメリカ本土の悪影響を受けずに、ハイシーズンらしい活況があったことです。 ハイシーズンとしては例年並みであるというくだりは、バブル崩壊直後の低迷期にあっても、ハワイ不動産の底堅い性格を表現していると思います。

    10数年前、当社がウエブサイトを始めた頃は、管理費をまかなうためにロングステイやバケーションレンタルでの賃貸に出すという考えは主流ではありませんでした。ハワイ別荘であっても貸す事によって、管理費を浮かせたり、収入をハワイの滞在費にすることが出来て、物件を所有する人々に、喜ばれるようになったことから、 当時のサイトのページには、それを強調するように、 「別荘として使用しない間を利回りを考えた賃貸物件としたり、経費をまかなえる程度、または、全く賃貸しないなどの ご選択が可能で、オーナー様それぞれのお考えに柔軟に対応します。」という記載をしています。今では当然のことで、取り立てて書くような内容ではありません。

    特に底堅い冬のハイシーズンのハワイ不動産、2006年1月

    アメリカ本土のある州では、この冬のハイシーズンには例年の2倍もの売り物件数を抱えているという報道があり、なかな売れずに売り物件が増えていく様子、ローン返済がままならずに売りに出される不動産を連想させています。 また、今後の住宅ロ-ンの金利上昇予想による、さらなる売り物件の増加見通しと言う、追い討ちをかけている報道もありました。 アメリカ本土の不動産市場の見通しは暗く、何の手立てもないようです。
    アメリカ本土の状況は、遅れてハワイにもやってくるというのが通例ですが、現時点では、まだそのような状況ではなく、ハワイ不動産市場の売り物件数は、例年並みと言えます。また、バブル時期の高値をひきずった高額設定の売り物件が多くあります。 不動産市場低迷とともに、これらの売り価格は調整されて下落するという見方と、このまま高値を維持するという反対の見方もあります。 不動産価格下落の理由としては、ハワイには不動産がよく売れるハイシーズンというのがあり、この冬のハイシーズンに売り抜けようとする物件が増えれば価格が下がるというものです。反対に、高値を維持できるという理由は、フルプライス(満額)で売買契約された物件がでてきていますし、購入する人がいれば、高値価格が定着することになります。特に設備がよく住居に適したワイキキの利回りの望めそうな価格帯の物件は好調な売れ行きを回復しているからでもあります。 「下落傾向」と「高値継続」の異なる見通しがありますが、冬のハイシ-ズンらしい活発な市場になっています。


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