カウアイ島ポイプの海
    <解説>
    この頃から新ビル建設計画が発表されるようになりました。当初は5千室でしたが、その10年後の今は数万室になっています。 このときの新ビル建設計画発表は、バブル崩壊後のハワイ不動産市場を救った明るいニュースと言えます。 開発業者という不動産市場のプロが、ごく近い将来の発売時期には売買は活発になり、高額の新築でも完売できると判断したという裏づけがあるからです。 また、不動産市場には、僅少から売り物件が少しずつ増えてきているということで、バブル崩壊で、売却をあきらめた物件が、正常になりつつある市場に戻ってきたということも、あるかもしれません。 ですが、売れ行きがいいということではありませんので、売買が活発になるまでかなりの時間を要すると思います。
    当時のサイトのページ

    新築計画が明るいニュースであったハワイ不動産市場 2006年2月

    2006年初頭から2月に発表されたホノルル市の十数か所、全ての新建設プロジェクトが、実行されれば、総計5千室以上が増えることになります。 それだけの需要があるかどうかは、今冬の売れ行き状況から判断できるでしょう。しかし、ですが、売れ行きに自信があって完売できると判断したからこそ、新築コンドミニアムの計画が出来るのだと思います。先の見通しは明るいと思います。
    さて、現在のハワイ不動産市場ですが、少しずつ売り物件が増えています。一般的には、売りに出される物件数と売却される数との均衡が崩れれば、売り物件が僅少になったり、増え続けたりします。少しずつ売り物件が増えているということは、2つの意味があります。1つは、なかなか売れないので、売れ残りが多い、そして、どんどん売れるので、たくさん売りに出す人が多いということです。現在のハワイ不動産市場は後者ですが、前者の要素も少しあります。売れ筋の売り物件がたくさんでてくると同時に、高値のままの売れ残りもあるのです。
    売り物件が群を抜いて多いビルについては、その理由を売買エージェントにご確認下さい。特別な理由が無い場合もありますし、悪条件が存在する事もあります。 買い手側は、その確認のためには、まず、お目当てのコンドミニアムの売り物件の全てが記載されているMLSリストを見る必要があります。 MLSリストには、そのコンドミニアムの全ての売り物件が出ているからです。
    一方、売り手にとっては、売り物件が少ないほうが有利ですので、急いで売却する必要はないとお考えの場合は、ご自分のコンドミニアムの売り物件が少ないときに売りに出すのが有利です。
    また、反対に、そのコンドミニアムで売り物件が多いということは、悪条件の有無にかかわらず、売れにくい環境を作りますので、早期に売却したい場合には、改装をして人目を引く売り物件にする、または、売り出し価格を低めに設定するなどの工夫が必要になります。


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