ハワイ不動産マ-ケット情報 2014年2月

ハワイ不動産の価格設定

物件を売却しようと決心なさった物件所有者に、
「今なら５０万ドルですね。」
と申しあげますと、
「いつものあれは、４０万ドルぐらいで来ているんですけれど・・・・・。」
という返答です。 アセストバリュー（固定資産税額の前提となる不動産評価額）の通知のことですが、 その数字と、売却される価格とは全く別です。 不動産評価額と相場と、両者に大きな開きがある時期がありますので、 最近の売買履歴を確認して、売り出し価格をご設定ください。

ワイキキのいくつかのコンドミニアムは、上昇が著しいのですが、 それでも売れていますし、適当な売り物件を待っている投資家も多く居るでしょう。 また、そのような投資家から、特定の売り物件について、
「こんな価格で購入する価値のある売り物件なのでしょうか？ アラワイ運河を隔てたコンドミニアムは、倍の広さで同額ですから、 ワイキキの物件は割高ではありませんか？」
というおたずねです。

過去の売買履歴以外にも、価格設定する際の基準があるような気がしますが、 そのようなものは存在しません。極端に言えば、ご自分が満足する価格で売りに出し ていいのです。そして、その価格で売却できれば、その価格が相場となります。
つまり、ワイキキの売り物件が、割高だと感じても その価格で購入する人がいるので、それが相場なのです。

ワイキキやアラモアナ以外の地区の多くは、ハワイのローカル（現地に住む人）向けの 売り物件です。私もローカルですので、ローカルの市場の賃貸物件を賃貸する かもしれません。ですが、購入となると別です。 ワイキキは、腐っても鯛、世界の投資家の熱い視線が注がれる不動産だということを 忘れないでください。全ての売り物件の中から検索する場合は、 地区に「ワイキキ」と入れるか入れないかで、将来のキャピタルゲインが大きく違ってくるのです。
さて、新築コンドミニアムの１つ、豪華ペントハウスの５０ミリオンという 価格は豪邸数戸にも匹敵する価格ですので、人々の注目を 集めています。それゆえに２０ミリオンに下がったなどの間違った新聞記事が 出るなど人々の興味は尽きません。 新築コンドミニアムにご興味がおありになる場合は、 是非、ショールームへお立ち寄りください。豪華高級コンドミニアムの場合は、 「豪華」や「高級」ということばを　頭の中で先歩きさせることなく、どの点が 豪華、高級な要素なのか、じっくりと、ご覧下さい。ですが、何ら豪華さを謳わずとも、デザイン性と新しさだけで、 豪華さをかもし出している中堅クラスの新築コンドミニアムが、過去にはありましたし、 今現在も売りに出ております。 2016年完成予定の シンフォニーと、コレクションです。 リンク先で、売り物件リストのをご参考ください。