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    ハワイ不動産 2005年のマーケット情報

    ハワイ不動産 マーケット情報 2005年全般

    当社では、毎月のマーケット情報をお知らせしておりますが、あいにく 2005年4月以前が、削除してしまったためにご案内できませんが、 「2004年を振り返って」という解説がございますので、そちらをご参考ください。
    さて、2005年の情報記載はとても短く端的ですが、状況がよく理解できます。この年からの10年間は、大きな変化が訪れ、2004年には上昇基調が顕著となり、以下を読みますと、2005年の不動産バブルという急で激しい上昇は、たった数ヶ月だったことがわかります。この数ヶ月のピークの波に乗ることができるかどうかは、普段からの心積もりが必要だと改めて感じた次第です。
    ピークのあとは、波が引くようにハワイ不動産市場は下がり基調になっていく様がよくわかります。

    マーケット情報 2005年5月

    価格上昇の傾向も 売り買いも ピタリとスローになりましたが、人気のあるコンドミニアムの適正価格の物件は、売りに出されて数日間で売買契約されています。 買い注文も同時に複数はいっています。
    一部の突出した高値の物件は、高値基調を誘うものですが、適正価格の物件もでてきているので、価格を下げざるを得ないでしょう。 昨年売り出され、現在も売れていない物件は、価格を下げる動きにでています。 これから、夏のハイシーズン前までは、適正価格の売り物件も まだまだでてきますが、早めの判断が必要です。
    今年も今まではホテルであったものが、コンドミニアムとして売りに出していますが、購入希望者が多く、日本の投資家が、手にする確立は 低くなっています。 ハワイの不動産投資熱は、まだまだ冷めやらぬと言ったところでしょう。 賃貸事情については、長期賃貸物件がワイキキ周辺では不足しており、空き部屋が大変少なく、賃料も上昇傾向にあるのは変わりありません。

    マーケット情報 2005年6月

    5月からは、売買が非常に活発になり、6月現在は極端に物件が少なくなってきています。 ステュディオに至っては、個人投資家がまとめて買うケースも多く、アメリカ本土の投資資金がはいってきています。
    最近の傾向として2ベッドルームは価格を下げる物件が多かったのですが、ステュディオや1ベッドルームの価格は下がっていません。
    土地所有権つき、設備が整ったコンドミニアムのオーシャンビューの物件も大変少なくなっています。 これから、夏のハイシーズン前までは、適正価格の売り物件も でてきますが、早めの判断が必要です。
    投資家のトランプ氏が、ワイキキ中央にラグジュアリーコンドミニアムの建設計画を立てているという新聞報道がありました。 アラモアナ周辺も建築ラッシュですが、この計画が実現しますとワイキキの中央の景観や賑わいも洗練さが増すことでしょう。

    マーケット情報 2005年7月

    2ベッドルーム中心のコンドミニアムが、アラモアナ周辺に続々と建設されており、2ベッドルームの絶対数は多くなってきていますが、1ベッドルームの多いコンドミニアムの 建設は少なく、それも ワイキキだけに限られています。 不動産投資家の購入対象のステュディオに関しては、ホテルがコンドミニアム仕様にして売り出す物件が増えていますが、ステュディオ中心のビルの建設はありませんので、 価格は上昇傾向です。
    コンドミニアムの価値や相場にかかわらず、売り物件が多いコンドミニアムでは、価格設定は低めで、 ご購入の際の値下げ交渉もしやすくなっています。売り急ぐ物件も価格を下げざるを得ません。
    個々のコンドミニアムの売り物件の多少は変動しますので、目当てのコンドミニアムの売り物件が少ない場合は、 時期を待って、価格動向を見極める必要があるでしょう。
    土地所有権つき、設備が整ったコンドミニアムのオーシャンビューの物件も大変少ないので、売却でキャピタルゲインを 狙うのは、ハイシーズンのこの時期だと言えるでしょう。

    マーケット情報 2005年8月

    売買は過熱気味で、名実ともに「不動産ブーム」の到来です。 個々のコンドミニアムによって、売り物件の多少に違いはあっても 過去数年では最も売り物件の少ない市場になっています。 市場に売り物件が多くなりますと売値も下がってきますが、そのような気配は今のところありません。 投資物件に適したステュディオへも 価格上昇の波が訪れており、今後も上昇が続くでしょう。
    希少価値がある物件は数日で成約され、成約価格が適正価格という状況です。 お目当ての物件がでてくるまで、じっくり待って、売り物件が現れたと同時に満額の買い注文を入れても数件の買い注文が同時にはいり、 購入できないという事もあります。完璧な売り手市場にもなっているのです。 売り物件の多いコンドミニアムは、ごく僅かですが、価格交渉をしやすいので、 設備やながめ、内装がよい物件は売れています。 割安だと判断される物件や眺めが良い希少価値がある物件、滅多に売り物件がでないコンドミニアムの物件には、 早めの対応が必要ですので、購入側は、そのような物件がでてきているのか、売買市場を日々、注視する必要があるでしょう。

    マーケット情報 2005年9月

    過熱気味であった売買が、この数週間でクールダウンしました。 売買が一服しましたので、価格を下げる物件もでてきています。 相対的に見て、価格は横ばい、値上げする物件と下げる物件が混在しています。 買いの動きがクールダウンしたのは、需要が落ちたということではなく、 売り物件が少ないということが原因です。適当な売り物件がでてくれば購入するという潜在需要は、高いままです。 売りに出して数日間で成約される物件や、同額で成約されたり、売値より高い価格の買い注文も少なくありません。 購入する側に早いアクションが求められる状況も変わっていません。
    ハワイ不動産の価格上昇のピークがいつなのかということは、誰もが注目するところですが、 動きがなければ需要と供給によって一時的に価格は下がりますし、 今後の金利動向にも左右されますが、アメリカ経済、ハワイの景気が好調であるのも市場動向の背景に ありますので、このまま売り物件が少ない市場が続けば、売値が下がることは期待できません。売り手市場が続くでしょう。

    マーケット情報 2005年10月

    相次ぐハリケ-ンの襲来と原油高の影響で、投資熱は少し冷めた気配です。 経済的な損失もありましたが、精神的な打撃が投資に最も影響すると思います。 ただ、ハリケ-ンなどが滅多に来ない安定した気候のハワイが見直されという一面はあるでしょう。
    アメリカでは、ベビ-ブ-マ-時代のリタイア人口が、700万人程度存在します。 働き盛りには都市で暮らし、リタイヤ後は安定した気候の土地への移住や 別荘を取得することは一般的です。 実際、そのような購買層に会うことも珍しくありませんし、アラモアナ周辺の新建設ビルの完売の早さや  ここ数週間で2ベッドル-ムがよく売れていることを考慮しますと 既にハワイを目標に 動いてる人達が大勢いるということが言えます。
    さて、現在の売買市場ですが、売れずに売買を中止する物件もでてきています。 価格をさげてまで売ることはない、という物件所有者の判断には、賃貸料が急激に 上昇しているという理由もあるでしょう。当社の賃貸物件もいっせいに賃料の見直しが行われるところです。

    マーケット情報 2005年11月

    ここ数週間は相場が下がってきています。物件を売りに出しても 購入希望者の内覧や 問い合わせなど市場 の反応が少なければ、価格設定を見直します。 当社サイトの売買市場記載の売り物件、価格調整された中で、価格設定を上げたのは数軒のみで、 他は全て下げています。一戸建てについても同様です。
    賃料を得たまま売りに出している物件は別として、空き部屋のままの物件や 売り急ぐ物件は、今後、価格調整 が必要な時期かも知れません。
    売り物件が少しずつ増えていますので、買いやすい時期になるでしょう。 設備が整った人気のビルでも 十分に 吟味する時間的余裕もでてきています。 ただ購入需要の高い、オーシャンビューのリーズナブルな1ベッドル-ムは、品薄となっています。
    11月はあまり動きのない時期ですが、売り手にとっては、来月からのハイシーズンには期待したいところです。

    マーケット情報 2005年12月

    12月からの冬のハイシーズンには世界各地から観光 客や長期滞在者が訪れます。ハワイ不動産もよく売れ る時期です。しかし、現在は高値どまりで、売買契約 される物件は2ベッドル-ム以外は少なくなっています。 今後もこの状態が続けば、さらに売り物件が増え続け 相場が下がるという予想です。何ヶ月も売りに出てい た物件では価格を下げる動きも少なくありません。
    売れない価格では売り出だした意味がないという事と、 最近の売買契約価格を考慮して売値を設定すべきと 思います。一方、売り物件が少なく設備が整ったコンド ミニアム、オーシャンビューの物件は、購入希望者が 売り物件の出るのを待っているという状況もあります。
    円安も進み、確かに今が売り時ですが、コンドミニアム のビルによって状況は異なりますので、ご売却の場合 は、コンドミニアム売買市場をご参考の上、価格設定を なさってください。今後の不動産市場の推移は、この冬 のハイシーズンに見極められると思います。

    SANADAインタ-ナショナル不動産売買
    プラスセブン不動産            
    代表取締役社長 : 真田俊彦      



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