＜解説＞
冬のハイシーズンにもかかわらず、下落傾向が続いているとは驚きです。買い手は下落傾向がさらに続くことを願って、納得する価格と物件が出てくるまで待っている時期でしょう。 一方、売り手にとっては、いつまで下落が続くのか不安になっている時期ですが、今売り出してみるべきなのか、それとも下落傾向が落ち着いて、上がり基調になるまで待つべきかなど思案にくれています。 しかし、売却することが必要であるなら、納得する価格で売りに出してみましょう。貴方の売り物件に買い手が現れることもあるかもしれません。物件のよっては売れているのです。いつの時代でも言える事は、利回りが見込めたり、設備がよく価値ある物件、特に割安感があれば、複数の買い注文を受けて数日で売れるのです。 当時のサイトのページ

下落傾向のときのハワイ不動産売買、2008年2月

ハワイ不動産市場は全体的には引き続き下落傾向です。 2005年のバブル時期以前の価格に戻ったコンドミニアムもありますが、高止まりで割高感があっても売れているコンドミニアムがありますし、割安感があっても売れ行きの芳しくないコンドミニアムがありますので、何とも言えません。 特に一戸建ての価格の下落は大きく、今が買い時でしょう。ただでさえ、価値基準を見極めるのは難しい一戸建てですが、ハワイ不動産市場そのものが、価値基準が通用していませんので、設備の充実さや、豪華さなどの条件を比べて買い手がその価値を判断してください。
不動産投資家は、この数ヶ月前から始動しており、割安で利回りが見込めるという物件は、市場にでてから数日で売買契約されています。 このような投資家がいる一方で、不動産価格がどこまで下がるのか、底を見極めてから購入に踏み切るという潜在的な購買層が多く存在します。 その購買層の厚さと、不動産価格が上昇に転じたときには果たして、買いやすい時期となるのか、値引きの価格で購入できるのかを考慮すべきでしょう。考慮すれば、皆がいっせいに動くときよりも、買い控えをしているときが買い安いのだと理解して、行動に移すときだと思います。 今のこの時期に大幅な値引き価格を可能にして購入するという選択もあります。 あの時にあの価格で購入していたら、というつぶやきはいつの時期でも聞かれますが、納得できる価格と物件という出会いを確実にするためには、早いアクションが求められますので、今からご準備なさることをおすすめします。
ところで、ある米新聞がアメリカの大都市の犯罪率はホノルルが最も低いという調査結果を発表しました。 不景気や世界の不穏な動きが目立つ昨今では、ハワイのような土地は稀有な存在かもしれません。この安全や平和の前提があればこそのハワイ不動産であると有り難く感じております。