カイルアの海
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    過去のマーケット情報、2011年6月


    現在のハワイ不動産は至極堅調です。 売買が活発に行われ、一戸建てや住人専用の設備が整ったコンドミニアムが売れています。 ワイキキの借地権つきコンドミニアムはひとむかし(十年前)の価格水準となっていますので、こちらも売れています。 円高を好感して、ハワイへ不動産投資、または、住居、ロングステイの物件購入に関する問い合わせが増えています。

    先月は、カカアコ地区のSOHO化を記載しましたが、摩天楼が出現するかもしれません。 これまでにない21棟という大規模コンドミニアムの建設計画が発表されたからです。 このカカアコ地区に加えて、最終的には、その南の海に突き出たカアアコ公園の全体も大きく開発されると予想します。 まだ、想像の域を出ませんが、そうなれば21棟どころではなく、膨大な数のコンドミニアム、オフィスビルなどが建設されると思います。 土地のないワイキキには、少しでもながめを確保しようと、デザインや向きを工夫して個性的に建てられたビル群が、まとまりのない街を形成してしまいましたが、この大規模建設計画は、現代の技術の粋を集約し、町全体をデザインするのですから、人々の想像を超えた空間となることでしょう。 異次元にいるような、空中都市を感じると言ったらおおげさでしょうか。 期待は膨らむばかりです。
    ただ、購入に関しては浮き足立つのは禁物です。 注意しなくてはならないのは、最終的にはカアアコ公園までが、大きく開発されると仮定すれば、ながめがどのように確保されるのかを考慮して購入を検討しなくては ならないでしょう。

    前の空き地にビルが建てば、大きく資産価値が損なうとうすうすわかっていても、実際に建ってみますと、予想と現実の落差に後悔するといった物件所有者が、過去には多くいたはずです。 そのようにならないためにも買い手は後悔のないように物件の位置や眺望を見定めることが大切です。

    全体の建設計画から判断することは、
    1,購入予定のコンドミニアムの階数とながめ。
    2,立体図からビル同士の空間や配置を理解する。
    3,建築予定地区周辺の空き地と開発される可能性について。
    4,既に完成している周辺のビルから、建設用地をながめて、ながめの方向性を掴む。

    購入物件が決まったら、
    1,ながめと空間がどの程度あるのか。
    2,物件についての条件、広さや設備、ながめと価格が適当であるのか。他の物件とも比較してみる。
    3,最も近いビルまでの距離。
    4,日本人が特に気にする陽のさす方向や日当たり
    5,開発されたあとの構図。

    また、新築ビル購入の契約内容について、従来の一般的な契約と異なる点の有無購入者の利点と欠点など、売買エージェントの経験に基づく判断が重要です。
    そして、豪華でラグジュアリーの指定があるなら、そのデザインの主なモチーフとは何か、開発業者の情報、過去の裁判の有無や既に建設した物件についても調べましょう。

    SANADAインタ-ナショナル不動産売買
    プラスセブン不動産            
    代表取締役社長 : 真田俊彦      



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