カイルアの山並み
    <解説>
    アメリカ全体の不動産市場が改善してきていた時期ですが、一時的な活況かもしれないという不安が残っている市場のようです。 アメリカ経済や金融などの外部の要因にもハワイ不動産市場は影響されますが、ほぼ十年毎のような大きな上下もありますが、数ヶ月ごとに押したり、引いたりする波があるのもハワイ不動産市場ですので、活況の翌月には、理由がなくても低迷するということがあるのです。
    当時のサイトのページ

    活況のハワイ不動産市場、2008年4月

    ハワイの不動産市場は闊達で、不動産売買の終盤でお世話になる不動産登記所では「多忙で作業が遅れがちだ」ということです。 久しぶりに聞く嬉しい悲鳴です。全米不動産協会発表によりますと中古住宅の販売件数が、7ヶ月ぶりの上昇に転じたということですので、登記所の悲鳴は、まさに、これを裏付けています。
    先月にも記載しましたが、最後のチャンスだと判断した売り手が、やっと幻想から覚めて価格を下げたので、買われたのだと思います。
    ある買い手の購入物件を探しましたが、あいにく高層階の内装のよい売り物件が既になくなっていました。 仕方なく、別の売り物件に買い注文を入れようとすれば、既に6件もの買い注文がはいっているとのことでした。 売れ行きがいいので、買い手は買い走らなければならないという場面もあったほどです。
    文字通り、活況のハワイ不動産市場です。
    ですが、ハワイの不動産市場はこれからが正念場になると思います。 それは、市場は活気を取り戻したように見えますが、市場を取り巻く環境には、不安材料がありますので、一時的な活況に終わる可能性があります。金融機関の資金繰りについては、金融機関から多額の融資を受け、早急な資金回収を求められた投資会社やファンドなどの多くが犠牲になるという説もあります。失業率の数字や、今後の株式市場、アメリカ経済への影響は、予断を許さないと思います。

    SANADAインタ-ナショナル不動産売買
    プラスセブン不動産            
    代表取締役社長 : 真田俊彦      


  1400 kapiolani Blvd B-43
  
Honolulu Hawaii 96814
   tel 808-957-0080
   cell 808-225-5047
   fax 808-955-2182

   hawaii@plus7corp.com