beach wave

    過去のマーケット情報、2015年6月

    新築ではありませんが、新しさの残るオーシャンフロントのコンドミニアムの4ベッドルーム、5ベッドルームで25ミリオン、35ミリオンなどの価格設定の売り物件が出てきています。 1桁間違いであるのかと思うほどの高額ですが、これは、新築ビルの売り物件と競っているのかもしれません。 ですが、50ミリオンとも言われていた新築コンドミニアムのペントハウスは、20ミリオンであるということが判明しました。 プライベートのスイミングプールなど、目新しいものがないにもかかわらず、30ミリオンなど、今までには到底考えられない価格です。 割高だと思っていたトランプタワーの3ベッドルーム、10ミリオンなどは、安いと思えるほどの高額です。売り物件の価格は言い値ですから、 豪華であっても豪華でなくても好きな価格を設定できるのですが、 もし、30ミリオン、35ミリオンなど高額物件が売却されますと、市場価格に間違ったサインを出して、 内装の良し悪しに関係なく、普通の売り物件もその価格に追随していきます。そして、 そのビル全体の売れ行きが悪くなることがありますが、そうならなければ、ハワイ不動産市場全体に波及し、 価格設定が上昇するかもしれません。 ハワイ不動産が価格高騰の道に進むのか、それとも限定されたコンドミニアムだけに該当するのか、今後の動きには目が離せません。

    ハワイ不動産市場は、今現在は何も始まっていませんが、混沌としてきました。 何がどう混沌としているのかという明確な定義は出来ませんが、世界情勢にも混沌とした空気を感じられるからかもしれません。

    数日前から円ドル為替が動き出しました。今後の経済はどうなるのでしょうか。テロやきな臭さい議論も出てくるようになり、今が平和であるのか、 戦争の最中であるのか、人々には伝えられない、いろいろなことが水面下で進行しているような気がしてなりません。 特に昨今の政治や経済は、簡単に悪要因を特定でき、道を誤っていることが誰の目にも明らかであるのに是正されないのは、 その先の暗澹たる未来を想像させます。

    マスコミはゾンビが牛耳っているのですから、偏向報道どころの騒ぎではなく、真実にフタをして世論形成や歴史を捻じ曲げるのに使われているのは日本もアメリカも同様でしょう。

    ところで、日本の人材派遣会社は、仕事を紹介するときに紹介料を得るだけかと思っていましたが、毎月の給料、パートタイム労働者の低い給料からでも 一定の額を得て、莫大な利益を上げているなど全く理解できません。 労働組合をつぶす社会的基盤を作ってから、給料のピンはねを許すような社会へ移行させたのが、政治だと いうのは、税制や国策が証明しています。 よって、政治が、目的をもって、ワーキングプアを作り出している、ワーキングプアで苦しめば、 戦争に身を投じるという人もでてくると考えれば、日本で集団的自衛権が議論されているのも理解できます。

    あれほどの被害があっても、再稼動される原発、福祉にあてられるはずであった消費税が増額され、反対に福祉は削られるなど、いろいろな場面で暴走があるのに、 くさびを打ち込んで止めることができないむなしさ、我々が納めた税金がどこかの戦争に使われている というくやしさ、平和と言葉だけで連呼することは、まさしく平和ボケそのものだと言わざるを得ません。

    世界が混沌としている中で、ハワイ不動産も大きく影響を受けるときが来るかもしれません。 嵐の前の静けさのような空気が漂っていると感じますが、虚無感などはありません。こんなときこそ、時代の趨勢を見定める努力をすること、 正義感をもって情報を発信することがハワイ不動産にかかわる者の仕事の一部だと考えています。


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