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ハワイ不動産マ-ケット情報 2014年6月

ハワイ不動産、手ごろな借地権つき物件も売れている

ハワイ不動産の売り物件は、徐々に増える傾向を示しており、 コンドミニアムについては、昨今の価格上昇を受けて、 手ごろな借地権つきも売れています。

借地権つきの不動産があるのは、ハワイ不動産の特徴です。 今は、少なくなってきていますが、一戸建てであっても借地権つきが存在します。
借地権つきの売り物件は、所有できるまでの年数が決まっていますが、それを借地期限と言います。 借地権つきは、毎月、土地所有者に借地料を支払います。その借地料はコンドミニアム全体の土地を所有者の数で割ったもので、土地が広いほど、また価値があるほど高額になっています。ですが、現在は、価値があるほど、高額ということではなく、土地所有者との単なる交渉で決まっているようなところがあります。常識的には、数倍に値上げするのは、借地物件を所有している人にとっては、大きな負担になるので、あってはならないことになっています。 しかし、昨今は、この常識が通用しません。突然に数倍になる借地権つきのコンドミニアムがでてきています。
近隣の借地権つきコンドミニアムの借地料が大して値上げされなかったので、自分のコンドミニアムは大丈夫であろうと考えていても、それがはずれることがあります。 よって、土地の価値が同じ周辺のコンドミニアムと借地権事情は比較することができません。
ひとことで言いますと、土地所有者の良心的程度で、借地権料が決まっていると言っても過言は無いと思います。 ある日本人投資家は、ハワイに多くの一戸建てを所有していたのですが、オーシャンフロントの借地権つきの土地を購入して開発しようとしたところ、翌年からの借地料を数十倍に値上げされたのです。結局、この日本人投資家は、この土地を売却する羽目になったのです。借地料が目に余るほど高額な借地など好んで購入する人などいないので、結局二束三文で売却することになったのです。
この土地の売買では、日本人投資家は多大な損害を被ることになったのです。 借地料を利用して、所有者に阻害を負わせ、追放するようなことが行われるとは信じがたいのです。 しかし、これは、まさしく、土地所有者から日本人投資家へのいやがらせです。 購入してくれたお客様に対して、いやがらせをするなどは、通常では考えられないことなのですが、ハワイには、このような人格の土地所有者がいるのだということを知っておくべきだと思います。
ワイキキのコンドミニアムでは、世界中の投資家の目がありますので、あまりにも非常識な借地料の値上げというのは、あり得ないと思いますが、あってはなあないことが、既に日本人投資家の身の上に起こっていますので、今後、このようなことが絶対にないとは言えません。
もし、借地期限まであと数十年あるのであれば、借地権つき物件も売れている今が売り時だと思います。 また、借地権つきのハワイ不動産を購入する人にとっては、借地期限の最後まで所有するつもりで購入すべきだと思います。そして、途中で売却したくなって売却できたら、それは、とても幸運なことだと考えたほうがいいでしょう。

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プラスセブン不動産            
代表取締役社長 : 真田俊彦      



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