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ハワイ不動産マ-ケット情報 2014年5月

ハワイ不動産の購入の前に、周辺の新ビル建設や再開発の可能性を知っておきましょう



現在のハワイ不動産市場はスローダウンしていても、割安な物件には、複数の 満額の買い注文が入るなどしており、特にワイキキやカカアコのコンドミニアムは、 堅調な動きをしています。

さて、ハワイ不動産購入の場合には、物件の利点だけでなく、 欠点についても説明して、買い手に納得して購入してもらうようにするのが、 不動産エージェントが最も神経を使う点です。特に予算が限られている場合は、希望条件を満たす 完璧な物件は難しく、欠点とは言いがたくとも、価格なりの価値であることを 十分理解してもらうように努めます。また、予算を明示しない場合で、最高の条件の 物件をご購入の場合でも、ながめ、内装、広さなど、好条件の全てを列挙した 上で、価格と価値を照らし合わせてご検討ください。

また、忘れてはならない条件は、将来にわたって、ながめが確保できるのかどうかという 点です。現在、ワイキキのいくつかのコンドミニアムでは、新築ビル建設による ながめ喪失の売り物件がいくつかありますが、建設計画発表当時よりも 建設がはじまってから売りに出される事例が多いように思います。 それは、ビルの土台工事が始まれば、どこまでのながめがさえぎられるのかという、具体的な線引きが確定した から、売りやすいということと、物件所有者は、自分の物件やそのながめに 愛着を感じ、そのながめがさえぎられる最後の最後まで、物件を所有していたい と思っているからでもあります。ながめがさえぎられる現実にようやく納得して、 売りに出したという物件所有者もいました。目の前にビルが建つということは、 物件に愛着を持つ物件所有者の気持ちをどれだけ阻害するのか計り知れません。

ワイキキやカカアコ地区の物件を購入する場合は、将来のビル建設の可能性は どこにでもあるので、仕方が無いという意見もありますが、売り物件購入検討の段階で、 それらについて、買い手が納得していたのか、していなかったのかでは、大きな違い があると思います。そのために不動産エージェントは、最大の努力をして、 調査をし、情報を提供するべきです。もし、その情報提供がなければ、 不動産エージェントを変えるべきだと思います。

先ごろ、開発業者が、ワイキキの商業物件を購入したと、パシフィックビジネスニュースが報道しています。 Ritz-Carlton developer buys more Waikiki propertyされています。 建設途中の新築ビルのオーシャンビューを間近にさえぎる南側の位置です。 購入者が開発業者でなければ、 商業物件の転売で利益をあげるなどのことも考えられますが、開発業者が 購入したということが事実であるなら、その低層の商業物件を取り壊して高層の コンドミニアムが建つ可能性は十分あります。 建設業者による購入が明らかになれば、懸念が具体化したことになりますので、 十分に説明されるべきでしょう。そして、納得してから購入に動きましょう。

この例に限らず、周りを見渡して空き地がないからと言って安心はできません。現在の建物を取り壊すこともできますし、 エアーライト(建物の上にビルを建てる権利)が購入されて、低層のビルが 高層に変わるということもあり得ます。 ましてや、新築ビル建設中の開発業者がオーシャンビューをさえぎる位置の近隣の物件を購入したとなれば、 不動産エージェントが知らないのは勉強不足、もし、情報を開示しないのであれば何をか言わんやです。

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プラスセブン不動産            
代表取締役社長 : 真田俊彦      



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