マーケット情報 2008年 6月
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中国への投資やファンドから逃れてきた資金の新たな投資先が
原油先物取引、そして、原油高、インフレ懸念、世界を巡る資金 |
が一般庶民の生活に影を落としています。原油先物取引の規制
法案が施行されれば、これらの資金は、また別の投資先を模索し |
再びハワイ不動産投資に目を向けられるという期待を持ちます。
現在のハワイ不動産市場は、別荘や自宅の用途だけでなく、 |
投資物件も動いています。しかし売り手の感情は様々でしょう。
市場には値を下げてもなかなか売れない物件もあれば、数日で |
売買契約されていく物件もあるからです。その違いはと言えば、
やはり、ハワイ不動産としての価値を高く評価できる「ウリ」があ |
るかどうかです。高額であっても素晴らしい眺めと内装を 気に入
れば、価格など気にしないという購買層もいますし、景気後退の |
中で不動産価格が下がるだろうと考える購入者は、さほど「ウリ」
も無く、ありきたりの物件を高値や市場価格で購入する気にはな |
らず、割安でなければ納得しないのです。
ところで、ここ最近、ハワイに店を出したいというお尋ねをいただ |
きます。現地の日本人の本物嗜好の舌をうならせる店が大変少
なくビジネスチャンスは大いにあります。ただ店を出すにあたって |
設備や駐車場、環境などの条件は重要ではなく、如何に客を引
きつける味を出せるかということと、ハワイ不動産と同様にその店 |
独自の「ウリ」があるということが成功のカギだと思います。
商業物件について
プラスセブン不動産取締役社長:真田俊彦
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