ハワイ不動産市場が堅調であるとは、言えませんが、 １５年ぶりの円高を背景として、日本の多くの人がハワイ不動産購入を実行に移しはじめています。 賃貸運用を行うステュディオの投資物件や別荘にする一戸建てなど、今まで描いてきた 思いをこのときにということで、物件見学やローンの相談なども多くなっています。 コンドミニアムについては、割安や目新しい物件は増えていませんが、一戸建てについては、 この不況期ならではの格安物件や、 広さ、価値、将来性など、同じ価格帯のコンドミニアムを圧倒的に凌駕する物件が多くあります。 広いコンドミニアムをお探しであるなら、一戸建てについても、ご検討ください。
さて、為替の動向を予測することは難しいので、この場で発言するのは、控えていましたが、 今後も円高は続くというのが多勢の見方です。 多くの先進国は、金融不況から立ち直ったばかりでそれぞれの経済回復が最優先であり、 自国の通貨を安くして輸出を有利にしたいとの思いがあるようです。よって、日銀の 通貨安定操作への先進国の協調介入が得られないことと、日本政府の無策を理由としています。

さて、当社の管理についてお話します。 新しく購入した一戸建てにはじめて物件所有者が滞在したあとに 蚊対策のグッズが部屋のあちこちに置いてありました。物件所有者はハワイはこのような気候なので、 蚊が多いのは当然だと思っていたようです。しかし、ワイキキやその周辺、アイナハイナや ハワイロアリッジ、ハレコアやワイアラエイキなどの丘や山の自然に隣接した住宅地でも 蚊が発生するとういうことは稀です。テラスへ続いたリビングを大きく開放して、 スイミングプールの庭をながめながら、家族の語らいや、屋外で自然の風を楽しむのも ハワイの一戸建てならではのことですが、蚊が発生しますと、それどころではなくなります。 さっそく、日が暮れてから管理担当が出向いて、強力な明かりや煙で調査したところ、 戸井の道筋に多くの原因を発見して、消毒とともに水はけをよくすることによって 根絶し、その後は蚊の発生もなく、快適な滞在を確保することができました。 ホノルル市やコンドミニアムのビルを管理する業者などがワイキキ周辺の 消毒を行って、蚊の対策は万全ですが、一戸建ては、管理する側にゆだねられますので、 蚊の発生や他の害虫に悩まされるということがあれば、担当の不動産会社へ 対策をおたずねください。
　売買エージェントが、管理を熟知しなくてはならないというのは、物件所有者の滞在を 快適にできるということと、物件所有者の資産を守るという、２つの柱が基本の考え方に なっています。また、物件購入の際には、個々の修理費用の見積もりと方法を詳細に正確に 説明してもらえれば、的確な物件選択の条件となります。 一戸建ての管理
ワイキキは古い物件が多く、数十年前のままの内装の物件で、修理されないままに 放置されて売りに出された物件を頻繁に目にします。 たとえば、バスタブのあちこちのサビをそのままにしていますと、いずれは、バスタブに穴が 開き、全体をコーティングしたり、バスタブの交換作業が必要になり、多額の出費と なります。しかし、サビを落として、サビ止めを施し、その部分だけを修理すれば、費用は 僅少で済みます。また、多少の穴でも硬質になる材料できれいに補修できます。 （工程を見る） また、もし、きれいにコーティングされたバスタブの表面にサビの色が染み出していたら、それは、 サビを取り除かずに　コーティングされ、内側でサビが進行している可能性がありますので、 ご担当の不動産会社へご相談ください。
管理に前向きな姿勢が資産を守るという当社の方針は、不動産会社としての自負 の根幹です。ご購入の際には、詳細な管理の方針もおたずねください。