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ハワイ不動産マ-ケット情報 2010年2月

ハワイ不動産、買い注文と交渉の技量について

現在のハワイ不動産市場は、一戸建てや コンドミニアムのショートセール 売り物件は、増えていますが、ワイキキのコンドミニアム、特に1ベッドルームが 品薄になっています。全体的には冬のハイシーズンを背景に堅調に売れており、 活況を呈していると言ってもいいでしょう。ハワイ不動産市場活況と売り物件の品薄から、 適当な物件には、既に複数の買い注文がはいっているということは珍しくありません。 あるコンドミニアムでは、適当な物件が市場にでていないので、現在、既に売買契約され ている物件の売り手に 売買がキャンセルされた場合の 新たな別の買い手の存在を伝えたところ、やはり同じことを考える買い手がいるようで、 他にも3件のバックアップオファーがはいっているとの回答でした。適当な売り物件には、早めに対応することが必要ですので、 適当な物件が売り出されたことを その日のうちに知ることができるサービスがありますので、 必要なお客様は、お知らせください。 まずは、ご購入対象の一戸建て地域やコンドミニアム、そして、物件の条件を 確定なさってください。

 さて、ハワイ不動産の購入では、物件の選定は物件そのものの価値だけではなく、 売り手の人柄も加味されて、買い手の購入の是非を判断する材料になることが ありますので、以下、ご参考ください。
 どの部屋も大差なくきれいな新しいビルのコンドミニアムが検討対象でしたので、 ある買い手は、特定の物件にこだわる必要は無く、スムーズに売買ができる、 いわゆる縁ある物件に決めたいという気持ちがありました。複数の買い手側にその旨を伝えて、 いくつかの物件に買い注文を入れ、その中で、Aという物件と価格の折り合いがつき ましたが、デポジットの増額要求と、キャンセルすれば、デポジットの返却はないという 不利な条件がついてきました。
物件購入は、積極的な買い手の意思ですので、キャンセルすることはない状況でしたが、 キャンセルの条件は買い手の重要な権利ですので放棄することはできない、また、 このような不利な条件は滅多にありませんので、買い手と相談の上、Aの物件を断って、 他の物件の購入検討をはじめました。
そうしたところ、Aの売り手から、通常の条件と購入過程に変更するので、もう一度、買い注文を 入れてくれないかとの知らせがありました。そこで、再度、買い注文を入れたところ、 Aの物件には、時期を同じくして他にも現金で購入する買い注文が複数はいるということで、 先に決まった価格よりも数万ドル高い価格での返答(カウンターオファー)が来ました。
複数の現金での買い注文がはいるのであれば、売り手は強気な価格提示となるのは、 不思議ではありませんが、既に一度価格の折り合いがついていましたので、 その価格よりも高いというのは、気持ちがしっくりこないということと、数万ドル 高いのであれば、 他にも検討する物件がありましたので、断りました。 他の物件の検討をはじめたところ、再度、Aの売り手から連絡があり、 他の複数の買い注文は現金ではなく、 ローンを組むものであったので、現金で購入するのなら、 最初に折り合った価格で 購入してくれないかというものでした。
 最初の折り合った価格、通常の条件ということで、買い手には十分な状況となりましたが、 これまでの売り手の態度によってAの物件とは縁がないと感じるようになり、最終的に買い手は、 Aの物件を断り、他の物件と購入の手続きをすすめることになったのです。  以上の経緯はいろいろなことを想像させますが、もし、そのコンドミニアムで売り物件がたった 1軒であったなら、そして、買い手がAの物件にこだわっていたのあれば、売り手の強気も通用しますし、 Aの売買エージェントの経験では、 現金で購入する複数の買い注文がはいるという、 うそも方便で済ませられたかもしれません。
買い注文(オファー)は、買い手と売り手の駆け引きのようなものですので、腹の探り合いがあるのは、 普通のことです。ただ、不利な発言はしないというのが忠実な仲介であり、うそやごまかしがあって はならないと思います。特に日本人には落胆や敬遠につながるものです。何より、このような売り手 と購入を すすめていけば、どこかでトラブルが起きて、真摯な対応を期待できないということに なるでしょう。 理想的な買い手を逃さない態度、売り物件を取り巻く市場を考慮すること、 売買エージェント の適確なアドバイスなど、交渉の技量について考えさせられた次第です。

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プラスセブン不動産            
代表取締役社長 : 真田俊彦      



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