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過去のハワイ不動産市場情報 2012年6月

不動産価格が長く安定していた時期のあとには

ギリシャのユーロ圏からの離脱について、膿を出すのか、再構築かで揺れていますが、どちらにしても ユーロ圏の崩壊が近づいているのではないか、ということが懸念されます。そして、ヨーロッパの金融情勢が 薄氷の上で保たれていることは、投資家の投資意欲をそぐもので、資金がドルや円に流れてきています。 その中で、安定的で目に見える確実な不動産投資へも動いていると思います。
初心者の投資家の方々のハワイ不動産の投資へのリスク、利回り、日本の不動産との違いなど、基本的なおたずねを多くいただきました。 また、ハワイに別荘をご購入検討をなさっている人々から多く頂戴するのは、買い時、現在が底値であるのか、 今後の不動産市場はどうなるのか、というご質問です。

今後の市場を考えるときに、たとえば、政治的な立場の人々が不動産市場をコントロールできると仮定して、 現在の低迷した経済の中で、どのような状況が好ましいかということを考察しますと、まず、不動産価格は これ以上は下げられないということです。
現在も多くの人がローンで家を所有しています。それらの人々は、家の価値が上がってこそ、ローンの支払い意欲が増すものです。 2006年、バブルが崩壊して不動産価格が下がり、ローン返済の多くの滞りが、サブプライム問題を引き起こしましたが、 もし、ローン返済困難な状況が、アメリカの中流層にまで及べば、サブプライムより深刻な問題となるでしょう。 よって不動産価格は下げられないのです。
また、不動産価格が底値で、下がる気配はなく、安定していると思われる場合は、購入を検討する人が増え、 不動産市場も安定的に動くと思います。ですが、投資家の心境から考えますと、緩やかな上がり基調に転ずれば、 買い急ぐ人が多くなり、不動産市場活況へと導かれると思います。
よって不動産価格が長く安定していた時期のあとには、「不動産価格は上昇に転じている」というニュースが流されて、 上がり基調であると信じた人々が行動を起こし、上がり基調がさらに定着するというのが、今後の不動産市場や経済にとって、 最も理想的なシナリオだと思います。
ということで、6月7日の夕刻のテレビでは、上昇基調になりつつあり、海外からの 買い手も増え、在庫も少なくなってきている、そして、一戸建ては市場に出して平均28日で 売却され、コンドミニアムは32日で売れている、などのニュースがでています。

さて、ハワイの不動産、一戸建てでの豪華さの基準は、今も昔も変わりませんが、 セキュリティーや娯楽の システムに新たな技術が反映されてきています。ただ、 流行のシステムがすたれるのが早く、 最新のシステムを追うことは難しくなっています。
たとえば、ipodを各部屋へ接続して、オーディオとして楽しむという数年前の技術はもう古くなっているのは、 ご存知の通りです。今後は、 iphoneが活用され、屋内での音響設備の一部となったり、どこにいても手軽に 自宅のセキュリティー を確認するということが一般化すると思いますが、iphoneに変わるメジャーなツールが 出現すれば、 それに対応した設備へと変更を迫られるといった具合です。
一方コンドミニアムについても内装や設備は、ほぼ昔と変わりませんが、 デザイン性で新しさを表現しています。 また、 新たな技術が取り入れられて、人々がそれについていけないということが起こる かもしれません。 たとえば、最新のエレベーター内には、もはや階数表示のボタンなどは存在せず、階数の情報が埋め込まれた鍵を かざすだけで、指示されたエレベーターに乗れるというものがあります。 これは、カカアコ地区にある新しいコンドミニアムの例です。
そして、エレベーター内はメタルの壁に全てが覆われて現代感覚ではありますが、 冷たい空間です。 それに比べて、ビルの外付けのエレベーターで エレベーター内の窓から景色を楽しんだり、初期の タイプライターのような黒い丸型の 階数ボタンが人間味があっていいと思ったりします。 最新のコンドミニアムに住んでいる人の意見では、コンピューターが住人の 行動パターンを既に分析済みで、 ビルの中に入った住人の姿形だけで、 エレベーターのドアが自動的に開くということも近々可能だろうと話していました。

個人的な意見ですが、最新の技術を住居に取り入れるというのは、たとえば、 電気消費量が少なく、 自家発電で全てをまかなえる、また、雨水をスイミングプールに 利用できる、屋内でも観葉植物が生き生きと育ち、 常にハワイの 新鮮な空気を取り込める空気清浄の設備があるなど、もっと人間らしく 安心して生活できる方向で 最新技術を取り入れてくれたらと、少々苛立ちを覚えます。

ところで、先月のマーケット情報に記載した「ハワイに移り住みたい若者」の件では、ハワイに 事業を展開したい と言う企業から仕事の依頼がありました。どのような方向に 進むかは別として、人と人とのつながりや ハワイに住みたいという 若者の願いをかなえる機会をこのサイトがお手伝いできるということは喜ばしい ことだと思った次第です。

SANADAインタ-ナショナル不動産売買
プラスセブン不動産            
代表取締役社長 : 真田俊彦      



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