beach wave

    過去のマーケット情報、2015年1月

    新年あけましておめでとうございます。
    ハワイの最もいいシーズンが到来しました。汗ばむことはない、涼しさが心地よい季節です。 そんなハワイへ続々と物件所有者達が到着し、避寒のハワイ別荘滞在を楽しみはじめました。 ハワイに来ることによって、年賀の準備をしなくてもいいという選択をしたり、 ハワイ滞在を楽しむために、豪雪地方の自宅を手放して、日本のマンションと ハワイのコンドミニアムを同時に購入し、雪下ろしから開放されたなど、 ハワイ不動産によって人生が楽になったという話を 聞きますと、益々仕事にやりがいを感じます。

    さて、現在のハワイ不動産は冬のハイシーズンに向けて大きな岩がじわりじわりと動きつつあるような 市場ですので、ハワイ不動産投資をご検討の方へ、 2015年のハワイ不動産の展望を含めて、わかりやすい日本とハワイの不動産状況の違いをご案内いたします。 「日本との比較でわかるハワイ不動産の価値」ご参考いただければ幸いです。

    年のはじめは、考え方を変えることをお客様から学びました。
    あるお客様から、
    「古い家でもいいのです。ローンを組んで購入するよりも予算内で古い家を購入して、 資金がたまったら、改築や建て直しを検討します。 地域的に新築や豪華な家の値上がりが期待できるのはカハラだけですか」
    というおたずねでした。
    一戸建ては、ロケーション、ロケーション、閑静な住宅地には、ふさわしい住宅が あり、環境にそぐわない豪華さは、セキュリティーに影響するということが 定説のように思っておりましたので、お客様のおっしゃるようにカハラ地区 だと思いましたが、1ミリオン以下ではなかなか難しく、結局ダイヤモンドヘッド近くの 古い一軒家をご購入なりました。
    以前の物件所有者が大事に住んでいたという こだわりと愛らしさがある家です。 玄関のポーチでもくつろげ、ダイヤモンドヘッドだけでなく、遠くにはワイキキ、その左に オーシャンビューも楽しめます。 近くには、いくつかの新しい家が建っており、まるでカハラにあってもおかしくない豪邸 もありましたので、高級住宅地になりえると思えました。

    ある時、周辺を歩く機会があり、一軒の家に足が止まりました。看板が立っています。
    「Historic House」
    と書いてあり、19世紀建ったのカントリースタイルの家の紹介です。住人がいますので、 中を見ることはできませんが、手入れが行き届た外見です。

    「Historic House」とは、最低築50年以上の古い家で、オーナーが州政府に申請して登録されれば、 固定資産税の大部分が免除されるというものです。1年間の固定資産税は 一律300ドルというタダのような金額です。一律というのは、家が高額であればあるほど、 その免除額が多額になるということを意味します。 家の外観を維持するという条件は あるものの、極めて好条件です。気に入った内装にして住めば問題ないと思いますし、 古い家には価値があり、古い家を選択することは いいことなのだ、取り壊して新しくするだけが方法ではない、 と考えを改めるに至りました。

    古い家を購入したそのご夫婦は、登録申請まであと何年と指折り数えていらっしゃいましたが、 築50年以上の全ての古い家が、登録許可されるわけではありませんので、 どんな家が「Historic House」に登録されているのかということを分析し、家を選んで、 歴史的情緒のある外観を維持することが必要になるでしょう。 さて、余談になりますが、このHistoric Houseの玄関から門までの敷地には、 巨大な亀が歩き回っており、ゲートの前に立つ我々にあいさつに 来るような人懐っこさを見せていました。
    長寿の亀にあやかり、 ハワイ不動産も皆様も永く健康で、この2015年が素晴らしい年となりますよう願っております。


    SANADAインタ-ナショナル不動産売買
    プラスセブン不動産            
    代表取締役社長 : 真田俊彦      



  1400 kapiolani Blvd B-43
   tel 808-957-0080
   cell 808-225-5047
   fax 808-955-2182

   hawaii@plus7corp.com