ハワイ不動産についての新聞記事に 「調整時期」、 |
「頭打ち」、などの見出しが踊るようになりました。相場 |
はまだ下がるだろうということで、購入を手控えて待ってい
るという買い手も多くいるはずです。 |
振り返りますと 昨年の6月は売り物件の数が、1990年 |
以来の僅少で、その8ヶ月後の今は、1999年以来の売
り出し物件の多さという状況の大きな変化です。相場は |
限りなく上昇するものでも下降するものでもなく、売買 |
市場、自らが調整して上下を繰り返すものです。それら |
を把握して、その波にうまく乗れるかどうかが、資産を |
増やすハワイ不動産投資のポイントです。 |
個々のコンドミニアムの状況もそれぞれ異なり、部屋タ |
イプ別売り物件の状況も異なります。コンドミニアムの |
ステュディオは、おおむね品薄で1ベッドル-ムの価格と |
一部逆転しているというビルもあります。両者は広さが |
歴然と違いますので実際にご覧になってご自分なりの |
価値判断をなさって下さい。2ベッドル-ムは新ビル建 |
設による在庫増加で、今後の売れ行きや価格状況を |
注視する必要があるでしょう。2ベッドル-ムの先月の |
売買中止物件は、ここ数ヶ月で最も多くなっています。 |
<解説>
2006年4月は、2005年のバブルがはじけて大きく下落し、ハワイ不動産市場は、回復しないまま低迷が続いた時期です。
そして、市場が少し落ち着いても、購入が活発になることはありませんでした。また、
この時期に売りに出た物件は、既に大幅に下がった売買契約価格の履歴があり、しかも、その価格より下げなければ売却できなかったのです。
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プラスセブン不動産取締役社長:真田俊彦 |