ハワイ不動産における業者選択の注意点

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あなたのハワイ不動産の管理担当が選択してくれた業者と、ご自分で選んだ業者の両方に、見積もりや工程を確認しましょう。そして両者を比べて、よりよい業者を選択すれば、あなたのハワイ不動産に、その良さが反映することになるのです。

マウイの海

ハワイ不動産における業者選択の注意点

ハワイ不動産の修理や改装については、物件所有者の利益を左右するのですから、信頼できる業者か否か、見積もりを元に慎重に選択するのですが、適正価格の可否判断もするので、工事費用の相場を知っていることも必要です。ある日、
「知り合いが、ナウルタワーの2つのトイレを取り替えるので、適当な業者を紹介して欲しい」
という電話がかかってきました。紹介した業者が工事したあとに、
「チップをあげるべきなのか?5500ドルかかったが、ぼられたのではないか」
というご質問があり、
「チップは不要です。また、価格は適切ですので他の業者へ確認してみたらいかがでしょうか」
という回答をしますと、日系会社へたずねたそうです。
「『ナウルタワークラスのトイレなら、1つ1万ドルの高級品まであります』と言われた」
というお電話をいただきました。日本に比べて何でも高額であるというこという感想はよく聞きますが、相場を知らない人々が価格を押し上げているのではないかと思うことさえあります。

また、いつのまにか、サービス低下したり、高額な見積もりになる業者がありますので、使い慣れた業者と、いくつかの業者を比較して、技術が高く、リーズナブルな業者を見極めなくてはなりません。

ある人は、本人がていねいなクリーニングを実施してくれていましたが、終盤に見に行くと、見知らぬ数人がそうじをしていました。出来ばえは、みせかけ程度で備品は汚れたままクローゼットにまとめてあり、その奥に掃除機はごみが詰まったままです。ベッドカバーをはがして中を確認しますとベッドメイクや洗濯もされておらず、じゅうたんのシャンプーを含めて、1ベッドルームでは$300をゆうに越えていました。 その後、別のそうじ業者にたのんだ部屋は、キッチンの食器やクローゼットが片付けてディスプレイしてあり、リネン類の洗濯、ベッドのシーツにはアイロンがかけてあり、じゅうたんシャンプーを含めて先の半額です。 日本人が会社を立ち上げて仕事をしているのであれば、その会社が誰かを雇って仕事を教え、日本的なきめ細かいサービスを提供すると思い込んでしまいますが、違う場合があります。安く仕上げる業者を見つけて仕事をさせ、単なる仲介だけで利益を上げているでしょう。そのような業者が、ハワイにはいかに多いかを知るべきでしょう。

また、ある日本人が、
「この都度、改装業務を当社ではじめました。」
と言ってきました。
「日本語が通じる日本人の業者に直接相談したい」
などのお申し出がありますので、日本人の業者を確保しておくことは必要なことですが、注意しなくてはならないことは、その日本人本人が業務をするか否かという点です。
この人はコントラクター(建設業者)の免許を持っていないので、誰かを雇うことは明白です。改装となると額が大きいので、上乗せの程度や仕事の出来ばえを心配してしまいます。 開業当初は、しっかりした仕事をして顧客を増やし、十分な顧客数になったところで、業務を外部発注し、仲介に徹したり、高額になるのであれば、その時点で説明されるべきだと思いますが、説明などはありませんので、消費者が見抜かなくてはなりません。 アメリカ人の業者へも問い合わせて、相場も知らなくてはなりません。そして、なおざりな仕事をしたり、高額な業者を雇うべきではありません。 他の業者もその高額に追随するかもしれないからです。先のトイレの交換も1つ1万ドル支払う人が多くなれば、そのような相場になってしまうでしょう。

本来、日本人であるなら、日本人を優遇し、日本人同士が協力し合うべきですが、英語が出来ない同胞を鴨にしてビジネスが成り立つのは、個人的には承服できません。 ハワイの日本人の全てがこのよう人たちではなく、汗水流して正直に働く人がたくさんいますが、ごく一握りが広範囲にこのようなビジネスをするので、悪影響がが大きいかもしれません。騙されないようにするには、ビジネスの裏側を想像したり、確認することが必要です。

ですが、使い慣れた業者ではなく、別の新たな業者を見出すということは、新しい人との出会いが生まれます。また、働く人の信頼できる人間性を感じれば、 この人から、さらに別の業者を紹介してもらい、類は類を呼ぶという言葉のどおり、素晴らしい業者のつながりが増えることがあります。

ある豪邸の物件所有者の希望で、防犯のために鉄柵を取り付けたいということで、 十ほど業者と話をしたことがあります。多くの業者には、特にアイデアは無く、出来たとしても高額であるという意見でした。また、ホームセンターまで適当な材料を見に行ってくれた業者もいました。 その中で、溶接が得意でリーズナブルであるという業者があり、デザイン画を見たり、この業者が行っているレストランの工事を見せてもらって、しっかりした仕事を行うということを確認した上で、この業者を選びました。 レストランとかけもちで仕事をしていた業者ですが、たった数日で見事な出来ばえの白い鉄柵がついたのです。 牢獄のようにならないようにと願っていましたが、工事前に見せられた何とも愛らしいデザイン画がそのままに再現され、 屋内のカーテンの位置の移動を邪魔することなく、美しい仕上がりでした。 以下に写真を添付しますので、ご参考ください。
window security

また別の業者ですが、長期の賃貸が終了したあとに、そうじと同時に改装工事を短期間で同時に行うという業者がでてきました。工事期間が長くなれば、空き部屋期間が長くなって投資家の収入が落ちるということを理解しているのは、有り難いことです。この業者は多人数の工事人でいっせいに全ての個所の工事をすすめるのです。 今後は、このような賢い業者が活躍し、古い物件を割安で売りに出すということもなくなるだろうと思います。
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プラスセブン不動産            
代表取締役社長 : 真田俊彦      
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2016年11月 13日、64年振りのスーパームーンです。月の表面の模様がよく見えるほどの大きな月でした。次にスーパームーンが見られるのは18年後です。

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